米金融大手キャンター、金保護付きビットコイン投資ファンド開始へ
米金融大手キャンター・フィッツジェラルド・アセット・マネジメントは29日、金価格による下落保護機能を備えた新しいビットコイン投資ファンドの開始を発表した。同社初の仮想通貨特化型投資商品として数週間以内に投資受付を開始する予定。
「キャンター・フィッツジェラルド金保護ビットコインファンド」は5年満期で設定され、ビットコイン( BTC )の上昇に無制限で連動する一方、下落時は金価格ベースで1対1の保護を提供する。詳しい仕組みはまだ公開されていないが、革新的な商品として注目される。
ブランドン・ラトニック会長は「ビットコインの成長可能性を金価格による下落保護で活用できる画期的な投資手段」と説明した。同氏は米商務長官ハワード・ラトニック前CEOの息子で、デジタル資産分野への積極姿勢を示している。
発表時点でビットコインは106,144ドルで取引されており、前日比1.2%下落。トランプ政権の関税戦略による市場不安定化の中で金価格は年初来約27%上昇している。経済不確実性が高まる環境下で投資家のニーズに応える新商品として期待される。
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