民主党議員、トランプ仮想通貨晩餐会を批判 大統領は実際に出席
民主党議員らが米時間木曜日、トランプ大統領のミームコイン上位保有者220名を招く晩餐会について参加者リストの公開を要求した。仮想通貨反対派のエリザベス・ウォーレン議員は記者会見で「米国民は誰が大統領へのアクセスを購入し、見返りに何を得ているかを知らない」と批判した。
晩餐会の参加費用は5万5000ドルから3,770万ドルと報じられ、仮想通貨起業家のジャスティン・サン氏も参加を表明している。ブルーメンソル議員は「トランプ大統領はアクセスを売り、米国を外国勢力に売り渡している」と非難し、国家安全保障上のリスクを指摘した。
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また、マキシン・ウォーターズ議員は同日、大統領の仮想通貨関与を規制する法案を提出し「仮想通貨汚職」の終結を求めた。同議員は「ロシア、中国、北朝鮮がトランプの仮想通貨を購入してホワイトハウスからの便宜を得ている可能性がある」と警告した。
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一方、晩餐会への期待を背景にトランプコインの価格は23日に10%上昇し、約4週間ぶりの高値となる15.8ドルを記録したが、その後反落し上昇幅を失った。
ホワイトハウス報道官は晩餐会について「大統領が個人時間を使って参加するものでホワイトハウスとは無関係」と説明し、ホワイトハウス見学ツアーは提供されないと明言した。専門家は参加者の大半が米国市民ではない可能性が高いと分析している。
なお、トランプ大統領は実際晩餐会に出席している。
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