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Jupiter(ジュピター)の使い方│ソラナで最大級のDEXアグリゲーターの機能を解説

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ソラナ ブロックチェーン上で最も人気のあるDEXアグリゲーター「Jupiter」。最適な取引ルートを自動で見つけ出し、効率的なトークン取引を実現するプラットフォームとして、注目を集めています。

この記事では、Jupiterの基本的な使い方から、レバレッジ取引、ステーキングまでの機能を徹底解説します。スワップ取引の方法、指値注文の出し方、定期購入の設定など、実際の画面を使って分かりやすく説明していきます。

初心者の方でも安心してJupiterを使えるよう、準備から実践まで丁寧に解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

ジュピターはスワップ機能だけでなく、トークンセール(ローンチパッド)への参加権やエアドロップの機会も提供しています。また、ベンチャーキャピタルからの投資を受けず、コミュニティ主導で運営されている点も人気の理由の一つです。

2025年2月時点で、取引高は毎日約200億ドル(約3兆円)ほどを記録しており、ソラナチェーン上で屈指の取引高を示しているプロトコルです。特にジュピターは最適なスワップルート(トークン交換の経路)を提供し、ユーザーが迅速かつ効率的にトークンを交換できる場所として利用されます。

2025年2月13日時点で、ジュピターの総取引量は2,300億ドル(約35兆円)を突破。ジュピターは一般的な現物スワップ(成り行き)に加え、指値スワップ、DCA(積立)、無期限先物取引、WormholeやdeBridge基盤のトークンブリッジサービスも提供しています。

ジュピターは2024年1月末にガバナンストークン「JUP」を発行しました。総供給量は100億のうち50%がコミュニティに配分され、4回に分けてエアドロップされる計画です。1月31日の第1ラウンドでは約100万件のウォレットが対象となり、初期流通供給量として13.5億が配布されました。

第2ラウンドとして、2025年1月に再度JUPは配布されました。200万以上のアドレスに総額7億枚(約5.5億ドル相当)が配布されました。

これは仮想通貨エアドロップの中でも大規模なもので、JUPはバイナンス、Bybit、OKXなどの主要取引所に上場しています。

Jupiterを実際に使うにあたって、スワップ(仮想通貨の交換)から指値や定期購入など、より高度な使い方まで順番に説明していきます。

それぞれの機能は、目的に応じて使い分けることができます。

Jupiterを使用する前にPhantomウォレットのような仮想通貨ウォレットを準備し、送金する必要があります。

Jupiterを使用するにあたっての準備は以下のようになります。

1. Phantomに送金

Phantomの「Receive」画面よりソラナのアドレスをコピーして、SBI VCトレードの送金先アドレスに指定します。

関連 Phantomウォレット使い方、取引所からソラナを出庫する方法・セキュリティ対策

2. Jupiterに接続

ウォレットが準備できたら、 Jupiterの 公式サイト にアクセスします。

「Connect Wallet」をクリックし、Phantomを選択してウォレットを接続します。

Swap(スワップ)

通常のトークン交換を行う最も基本的な機能です。最適な価格を自動で見つけ出し、効率的な取引を実現します。

スワップの手順は以下のような通りです。

Swapをクリック後、トランザクションを承認すると、スワップが完了します。

Limit Order(指値注文)

任意の仮想通貨を指定した価格で売買することができます。市場価格が目標レベルに達するまで待機し、条件が満たされた時点で自動的に取引を実行します。

通常のスワップより0.2%高い手数料がかかりますが、より戦略的な取引が可能になります。

なお、指値注文は5USDC相当以上から行うことができます。

DCA(定期購入)

DCA(Dollar Cost Averaging)は、一定期間にわたって自動的にトークンを購入できる機能です。

価格変動リスクを抑えながら計画的な投資が可能で、通常のスワップに加えて0.1%の手数料がかかりますが、時間分散投資を自動化できる便利なサービスです。

定期購入の手順は以下の通りです。

なお、積立機能(DCA)は、追加で0.1%のプラットフォーム手数料が発生します。

先物取引

Jupiterは証拠金を用いた最大100倍までのレバレッジ取引が可能です。

元手より少ない金額で大きな収益が狙える一方で、清算されるリスクも孕んでいます。

先物取引のやり方については、以下の通りです。

JLP(Jupiter Liquidity Provider)

JLP(Jupiter Liquidity Provider)は、Jupiterの先物取引プールに流動性を提供することで収益を得られるトークンです。

Jupiterのローンチパッド「LFG」は、新規プロジェクトのトークンセールを行うプラットフォームです。LFGはインターネットスラング「Let’s F*cking Go(価格を上げていこう)」に由来しています。LFGはKYC(本人確認)なしで自由に参加できるパーミッションレス型です。

一般ユーザーの参加方法は、預け入れたUSDCに比例してトークンが分配されます。なお、DeFiプロトコルMeteoraとの提携により、一部の大口投資家による買い占めを防ぐ、より予測可能で公正な発売価格の設定メカニズムが導入されています。

ジュピターのローンチパッド「LFG」では、1つのラウンド(4日の投票期間)で、複数の候補プロジェクトがリストアップされ、JUPホルダーの投票によって上位2つのプロジェクトがローンチ権を獲得する。

これまでに、計5つのプロジェクトが選出され、3つがトークンセールを完了し、2つがローンチを控えています。これらのプロジェクトは注目度が高く、期待されています。

ジュピター(JUP)は、「Active Staking Rewards(アクティブ・ステーキング報酬/ASR)」を導入しており、ステーキングして行動(投票)を起こすことで報酬が強化されます。

ASRのメリットには、ローンチパッド「LFG」の手数料収益の分配や、LFGで発売されたプロジェクトトークンのエアドロップ(無償配布)の機会などがあります。

JUPは「Jupiter DAO(分散型自律組織)」の投票権として機能します。保有者はJUPをJupiter DAOにステーキングし、1JUP=1票の投票権を得て、個別のワーキンググループやローンチパッド(優良トークンセール)のプロジェクト審査に参加し、報酬を得ることができます。

Jupiter DAOのステーキングをするためには、まずJUPトークンを調達する必要があります。

最もシンプルな方法としては、SBI VCトレードなどの暗号資産(仮想通貨)取引所でソラナ(SOL)トークンを購入し、自身の仮想通貨ウォレット(Phantomなど)に移し、ジュピター上で購入する方法です。

ジュピターの vote.jup.ag のガバナンスページを開き、Phantomウォレットを接続すれば、ステーキングできます。1 JUP=1 票の投票権を得ます。

注意点として、ステーキングしたあと、引き出すには、30日間のクールダウン期間が設けられています。

Jupiterは取引以外にも様々な機能があります。以下がその他の機能の例です。

従来の中央集権型取引所と比較して、Jupiterには独自の優位性があります。手数料の安さや機能の豊富さに加え、JUPのステーキングやエアドロップなどが行われています。

以前は、バイナンスが主要なローンチパッドとして利用されてきましたが、グローバル版は日本市場から撤退しました。これに代わるトークンセールの手段としてLFGが注目されています。LFGを含む利点から、JUPのステーキングには70万以上のアドレスが参加しており、総量は4.7億JUPに上ります。

ジュピターは継続的なユーザーに対し、2025年から2027年の1月にJUPの年度エアドロップを行う予定です。

さらに、Jupiterはプロトコル手数料収入の50%を用いてJUPトークンの買い戻しを開始することを発表しました。これにより、供給量を削減し、JUPの価値を高める計画が進行中です。

分散型取引所であるJupiter(ジュピター)は、多くのメリットがある一方で、いくつかの重要なリスクと注意点があります。安全に利用するために、以下の点について十分な理解が必要です。

Jupiterのスマートコントラクトには、バグやセキュリティの脆弱性が存在する可能性があります。これにより、悪意のある攻撃者が資産を盗むリスクが高まります。

特にJupiterでは、他のDEXやプロトコルから流動性を集約しています。このため、外部プロトコルの問題(例えば、取引所の停止や流動性の枯渇)でもJupiterの機能に影響を与える可能性があります。

仮想通貨ウォレットの管理は完全に自己責任となります。Phantomウォレットのシークレットリカバリーフレーズを紛失したり、第三者に知られたりすると、資産を失う可能性があります。

また、フィッシングサイトや悪意のあるコントラクトに接続してしまうリスクもあるため、必ず公式サイトを利用し、不審なサイトには接続しないよう注意が必要です。

Jupiterで取り扱われるトークンの中には、流動性が低く価格変動が大きいものも多く存在します。特に新興のトークンは、短時間で大幅な価格変動が起こる可能性があります。

また、スキャムトークン(詐欺的な通貨)に注意する必要があり、取引の際は十分な調査と検討が必要です。

Jupiterは金融庁の認可を受けていない海外のサービスです。そのため、トラブルが発生した際のサポートは限定的で、基本的にすべて自己責任での対応が必要となります。

また、利益が発生した場合は確定申告が必要となる可能性があり、取引履歴の管理と適切な税務申告が求められます。

取引時には「スリッページ」と呼ばれる価格変動の許容範囲を設定する必要があります。設定値が小さすぎると取引が失敗しやすく、大きすぎると不利な価格で取引が成立する可能性があります。

また、ガス代が不足していても取引は失敗するため、適切な額のソラナ(SOL)を保持しておく必要があります。

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