ミームコインPEPEの買い方 初心者向け取引所の使い方と投資のポイント
2024年上半期のミームコインブームで人気を集め高騰したPepeは、匿名開発者によって23年4月にイーサリアム( ETH )上で発行されたミームコインです。
2023年の4月下旬から5月にかけて 5,000% 以上上昇し、瞬く間に時価総額が16億ドルに拡大。初期の保有者から億万長者を生み出し、短期間で強力なコミュニティを形成しました。
Pepeは認知度の高いインターネットミームとの結びつきと、コミュニティ・エンゲージメントへの重点が、その人気を牽引し続けています。
Pepeは、アメリカのコミックアーティストMatt Furieが描いたキャラクター「カエルのぺぺ(Pepe the frog)」に敬意を表しているものの、直接的な関係はありません。
Pepeは、メールが来ない、人生の道を誤ったといった悲しい状況を表すインターネットミームとして人気を博しましたが、作者の意図した「平和なカエル野郎」というイメージとは裏腹に、オルタナ右翼の象徴としても使われるようになりました。
公式サイトでは、「PEPEはミームコインであり、本質的な価値や金銭的リターンは期待できない。正式なチームもロードマップもない。このコインは娯楽目的のみで、全く役に立たない」と明記されています。
こうした記述の真上にマインド面のロードマップが掲載されているなど、このプロジェクトはまさにジョークとユーモアの中に存在しています。
Pepeはプレセールを行わず、公開前に特定の投資家に告知することなくひっそりとローンチされました。
流通コインはすべて流動性プールで提供され、そのLPトークンがバーンされることで開発者の権限が放棄されました。開発者が後から設定内容を変更することができなくなり、公平性が確保されています。
CoinmarketCapによって検証されたPepeの総供給量は420兆6900億トークンで、流通供給量は391兆7900億トークン(全体の約93%)です。
流通コインはすべて流動性プールで提供され、残りの6.9%は取引所上場、ブリッジ、その他の将来の支出目的のためにマルチシグウォレットに割り当てられています。
このウォレットは「pepecexwallet.eth」というENS名で簡単に追跡できるため、投資家はトークンの動きを透明性を持って監視することができ、組織への信頼不要(トラストレス)な状況となっています。
全取引手数料の1%が引き出し不可能なウォレットアドレスに送られる「バーン(燃焼)」を採用しています。PEPEの最大供給量は420兆に上りますが、バーンにより、希少性を高めることを狙いとしています。
また、Pepeは、長期間のステーキング(ロックアップ)参加者に報酬を与える再分配システムを設けています。このインセンティブにより、ホルダーに対するコミットメントの持続性を高めています。
仮想通貨PEPEは、 インターネットミーム「Pepe the Frog」をモチーフにしたミームコインで、2023年4月にEthereum上でローンチされました。トークンの発行者は匿名であり、スマートコントラクトの所有権を放棄することで、トークンの不変性と分散性を強調しています。
以下は、PEPEの価格推移を示すチャートです。
PEPEは、ミームコインとしての特性上、SNSでの話題性やコミュニティの活動が価格に大きな影響を与えます。また、供給量の調整や大手取引所への上場など、マーケットイベントが価格変動のトリガーとなることが多いです。
Pepeは2024年11月、国内の取引所ビットポイントに初上場を果たしました。
ビットポイントはSBIグループの完全子会社である株式会社ビットポイントジャパンによって運営されています。同社は、暗号資産の売買手数料、即時入金手数料、暗号資産の入出金手数料、ステーキング手数料が全て無料であり、初心者でも安心して利用できる環境を提供しています。
ミームコインは参入障壁が低く、少額の投資で大きな利益を期待する投資家が参加しやすいです。
また、情熱的なコミュニティがあり、文化現象への参加やアイデアへの支持を示す手段としても投資されています。
さらに、価値は投機とFOMO(見逃しの恐怖)によって大きく影響され、価格が上昇すると投資家が急いで市場に参入し、価格がさらに上がることがあります。
ただし、ミームトークンへの投資には高いボラティリティというリスクがあります。価格が急速に変動し、短期間で大きな利益と損失をもたらす可能性があります。価格の変動は市場センチメントやソーシャルメディアのトレンドに影響されやすく、予測が難しいです。
また、多くのミームコインは規制がほとんどなく、詐欺や市場操作のリスクが高いです。
投資家はこれらのリスクを理解し、慎重に投資する必要があります。
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