世界初のトランプコイン財務戦略採用で30億円調達へ、米上場企業フレート・テクノロジーズ社
米ナスダック上場の物流管理革新企業フレート・テクノロジーズ社は4月30日、最大2,000万ドル(30億円)の転換社債発行契約を機関投資家と締結したと発表した。この資金はドナルド・トランプ米大統領がTRUMPミームコイン(Official Trump)の購入に全額充てられ、世界初としてTRUMPコインの財務戦略を採用する上場企業となる。
同社はすでに約800万ドル相当のFETトークンを保有しており、今回のTRUMPコイン取得により仮想通貨ポートフォリオをさらに多様化する。第一弾として100万ドル相当の社債を発行し、条件付きで残り1,900万ドルを段階的に調達する計画だ。
フレート・テクノロジーズのハビエル・セルガスCEOは「当社の使命の中核は、米国とメキシコ間の生産的かつ活発な商取引の促進にある」と述べ、スコット・ベセント米国財務長官の「アメリカ・ファーストはアメリカ単独を意味しない」という言葉を引用した。
この発表の背景には、トランプ大統領がTRUMPコイン保有上位220名を対象とした5月22日のプライベート晩餐会の計画がある。同晩餐会では仮想通貨の未来についての演説が予定され、上位25名はVIP面会やホワイトハウスツアーの特典も得られる。
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