トランプ一族のワールドリバティ、BNBチェーンでステーブルコイン立ち上げか
仮想通貨業界で、ドナルド・トランプ一族が進めるDeFi(分散型金融)プロジェクト「World Liberty Financial(WLFI)が発行した新たなトークン「USD1」をめぐる注目が高まっている。ブロックチェーン分析サイトLookonchainやBscScanで、この新規トークンに関する活発な取引が確認された。
関連: トランプ一家のWLFI(ワールドリバティ)とは?トークンセールなど注目のDeFiプロジェクトを解説
最新のブロックチェーンデータによると、USD1トークンは3月初旬にイーサリアムおよびBNBチェーンネットワークにデプロイされ、過去2週間で複数の取引が行われたことが判明。仮想通貨マーケットメイカー大手のWintermute社やカストディアンのBitGo社のアドレスと関連する送金も確認されている。
現時点で、USD1トークンの総供給量は、EtherscanとBscScanによるとイーサリアムおよびBNBチェーン上で約350万トークンに達している。
注目すべきは、バイナンス・BNBチェーンの共同創業者であるCZ氏が公式アカウントでトークンの展開を歓迎していることだ。しかし、現時点ではWorld Liberty Financialからの公式声明はなく、トークンの具体的な目的や戦略については推測の域を出ていない。
一方、業界では、USD1トークンがトランプ支援団体による新たな金融プロジェクトの一環ではないかとの憶測が飛び交っている状況だ。
関連: バイナンスコイン(BNB)の買い方や取引所を解説
DePINや分散型IDが切り開くAIと仮想通貨の未来は a16zが示す11のユースケース
米大手VCのa16zが発表したAIと仮想通貨の交差点に関する最新レポートを詳しく解説した。アイデンティティ、分散型インフラ、新経済モデルなど11の具体的ユースケースから、実現可能性や今後の課題などを探...
アーサー・ヘイズ、ステーブルコイン投機バブル警告もサークル株価上昇を予測
BitMEX創設者アーサー・ヘイズ氏がステーブルコイン投資ブームの到来とバブル崩壊を警告。サークル株価は上場2週間で公募価格の5倍に急騰し、機関投資家の売買が後押しに。...
米国製「トランプモバイル」発表、トランプ一族企業が携帯電話に参入
ドナルド・トランプ氏の企業トランプ・オーガニゼーションが携帯電話事業「トランプモバイル」を開始する。手頃な価格の通信プランを用意し、米国製スマホも発売予定だ。...