イーサリアム財団は22日、仮想通貨イーサリアム( ETH )の次期アップグレード「グラムスターダム」について、フーディ・テストネットで日本時間27日に予定していた稼働を延期すると発表した。新たな稼働日は決まっておらず、日程は後日発表するとしている。
財団によると、コア開発者は開発者会議「ACDE #248」で、EIP-8037とメインネット上のスマートコントラクトの相互作用をさらに調べるため、延期を決めた。EIP-8037は、ノードが保持し続けるデータ(ステート)の作成コストを引き上げ、別枠で計測する見直しだ。
今回の延期により、実行層のアムステルダムとコンセンサス層のグロアスの稼働予定に加え、フーディのガス上限を2億へ引き上げる予定も設定から削除された。巻き戻すのは将来のアップグレードに向けた設定で、フーディのチェーン履歴は戻さない。
もともとフーディでの稼働は、財団が16日に発表していた。10月6日のセポリア・テストネットでの稼働に続く予定で、メインネットの稼働日は未定のままだ。
延期を受け、フーディのノード運営者は稼働予定日の前に、実行層とコンセンサス層の両方のクライアントで延期を反映した指示を確認する必要がある。
従来の稼働時刻でグラムスターダムの稼働を設定したままのソフトウェアや独自のネットワーク設定は、改定後のフーディの設定に合わせた更新が求められる。
財団は、先に発表したフーディ向けの案内にあるクライアントのリリース表は延期の反映を確認するものではないとし、各クライアントチームのリリースノートに従うよう呼びかけている。また、バリデーター運営者には、バリデータークライアントとビルダーのインフラの指示も確認するよう求めている。
