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ムーディーズ、スカイに「B3」格付け ステーブルコインプロトコルで初

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スカイ(Sky)の開発を支援するSky Frontier財団は7日、米格付け大手ムーディーズ・レーティングスが、ステーブルコイン「USDS」を手がけるSkyプロトコルに長期カウンターパーティー・リスク格付け(CRR)「B3」を付与したと発表した。アウトルック(格付けの方向性)は「安定的」。

同財団によると、ムーディーズがステーブルコインのプロトコルに格付けを付けたのは今回が初めて。B3は投資適格(Baa3以上)を下回る投機的等級のうち、Bカテゴリーの最下位にあたる。

スカイは、ステーブルコインDAIを発行してきたメイカーダオ(MakerDAO)が2024年に名称を改めたプロトコルで、USDSはDAIの後継にあたる。預け入れ資金を複数の運用戦略に振り向け、貯蓄用トークンsUSDSを通じて利回りを提供する。

ムーディーズは今回の評価で、プロトコルが積み立てる準備金「Sky Reserves」の水準を中心的な要素に位置付けた。発表によると、スカイのガバナンスは財務管理機能を強化し、純収益の一部を留保して準備金に回す「ステージ2」の買い戻し・準備金制度へ移行した。

準備金はガバナンスが定めた最低目標に向けて積み増している段階で、同財団は目標到達には時間がかかると認めている。同財団で資本市場部門のグローバル責任者を務めるグレッグ・フェイバス(Greg Feibus)氏は、ムーディーズの「独立した評価」に謝意を示し、準備金の水準引き上げに引き続き取り組むとした。

スカイは2025年8月、S&Pグローバル・レーティングからも「B-」の格付けを受けている。B-はムーディーズのB3と同じ水準にあたる。S&Pは当時、少数の大口預け入れ者への集中と中央集権的なガバナンスを懸念材料に挙げ、0.4%にとどまったリスク調整後の資本比率を「注目すべき弱点」と指摘していた。

同財団は、主要格付け会社2社から格付けを受けたステーブルコインプロトコルはSkyのみだとしている。長期的には投資適格級の取得を目指しており、両社が示した論点への対応方針をロードマップとして公表する予定だ。

米ギャラクシー(Galaxy)は9月、1億ドル相当のsUSDSを自社の財務に組み入れ、機関向け取引事業の担保としても承認した。

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