bitFlyerは2日、詐欺被害や不正な資金移動の防止を目的に、暗号資産の外部送付を一時的に制限する「クールダウン」を15日から導入すると発表した。対象は、本人確認(KYC)が完了してから90日未満の個人顧客で、既に口座を開設済みの顧客も条件に該当すれば対象となる。
クールダウンとは、対象の顧客が日本円を入金した場合、入金時点から48時間、暗号資産の外部送付に制限をかける仕組みを指す。
制限の対象となるのは、48時間以内に入金された日本円の合計額(手数料を除く)から10万円を差し引いた金額に相当する暗号資産で、10万円以下の入金であれば制限にはあたらない。複数回入金した場合は入金時点ごとに48時間のクールダウン期間が個別に適用され、期間が経過した分から順次制限が解除される。
クイック入金による入金分には別途7日間の送付制限が適用されるため、クールダウンの対象には当たらない。日本円の入出金や暗号資産の売買、暗号資産の保有・受取についても、クールダウンによる制限は適用されない。
対象の顧客は、暗号資産の送付画面や入出金履歴画面、日本円入金の詳細画面で、クールダウン期間や送付可能数量を確認できる。クールダウンの適用にあたり、顧客側での手続きは不要だ。
なお、bitFlyerは、同社を名乗って暗号資産の送付を求める行為はすべて詐欺に当たるとして注意を呼びかけている。

