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米FRBウォーシュ議長のタカ派発言を受け、ビットコイン・米国株反落

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米連邦準備制度理事会(FRB)議長のケビン・ウォーシュ氏は日本時間28日23時、ジャクソンホールでの講演でタカ派姿勢を強めた。これを受け、ビットコインは前日の8万ドル超から一時7万7,100ドル前後まで下落した。米国株式市場も同日の取引で軟調となり、S&P500種指数は0.25%安、ナスダック総合指数は0.52%安で引けた。週間ベースではS&P500が0.49%高、ナスダックが0.85%高、ダウが0.53%高だった。

同氏は講演で、物価上昇(インフレ)の抑制を最優先課題に位置付け、利下げには言及しなかった。

7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利は3.50〜3.75%で据え置かれ、9対3の賛成多数で決定された。当時のウォーシュ氏の記者会見は方向性が読み取りにくいとされ、市場では利上げの実施に懐疑的な見方が広がっていた。

一方で、ジャクソンホールでの講演で同氏は、金融環境について「広範に引き締め的とは言い難い」との認識を示し、7月時点の説明から踏み込んだ。基調的なインフレが目標に向け明確かつ十分な速度で動いていると確信できなければ、対応すべき課題が残るとの考えを示し、短期金利を主要な手段と位置付けた。

講演を受け、CMEのFedWatchの9月利上げ観測は前日の35%前後から55〜60%程度まで上昇した。米国債2年物利回りも7〜9ベーシスポイント上昇した。

また、予測市場プラットフォームのポリマーケットでは、2026年中の利上げ確率が講演後に68%まで上昇した。

FRBの次回会合は9月中旬に予定されている。トランプ大統領は利下げを求め続けており、ウォーシュ氏の姿勢とは対立する形となった。

FRBは9月中旬の会合に向けて、経済指標の点検を進めている。

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