XRP を保有・運用するトレジャリー企業のエバーノースは9日、特別買収目的会社(SPAC)のアルマダ・アクイジション・コープIIとの事業統合を完了したと発表した。完了時点のXRP保有量は約4億7,300万XRP(1,041億円相当)で、取引費用控除前で約3億ドルの現金を調達した。
同社は今月1日の発表で、上場するXRP特化のトレジャリー企業として最大になるとしており、データサイトのコインゲッコーの集計でも保有量は首位となっている。
今回の統合の背景には、機関投資家向けのブロックチェーン上の金融が発展するにつれ、トークン化資産やブロックチェーン上の信用市場、決済基盤の拡大に資本が必要になるという同社の認識がある。そのためエバーノースは、ナスダック上場企業の報告・統治・開示基準で運営しながら、XRP経済圏に資本を投じる資金の出し手になる方針だ。
この方針のもと、同社はアリントンXRPキャピタル・ファンドLPがスポンサーを務めるアルマダとの事業統合を、上場の手段に選んだという。統合後の株式は12日にナスダックで「XRPN」として取引が始まる予定だ。
出資者を巡っては、仮想通貨関連企業のアリントンキャピタル、SBIグループ、リップル、パンテラキャピタル、クラーケン、GSRなどが名を連ねる。エバーノースは、機関投資家とデジタル資産投資家の世界的なグループから資本を確保したと説明した。
統合完了を受け、エバーノースのアシーシュ・バーラCEOは、XRP経済圏に資本を投じ、インフラやユースケースの拡大を支えながら、1株あたりのXRP保有量を増やす戦略を進める考えを示した。
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