米コインベースは16日、地銀・信用組合向けに仮想通貨サービスを提供するステーブルコアとの提携を発表した。両社は既存の銀行システムを通じて仮想通貨のカストディや取引、ステーブルコイン決済を提供できる仕組みを整えた。
地銀・信用組合を専門に手がけるステーブルコアは、既存の基幹銀行システムに統合するホワイトラベル型のサービスを提供しており、その潜在的な提供先は米国の銀行・信用組合3,000超に及ぶという。
コインベースは規制に準拠した仮想通貨のカストディ・取引基盤を提供し、ステーブルコアが銀行側システムとの統合・運用を担う役割分担となっている。
提携は米テキサス州の地方銀行、アマリロ・ナショナル・バンクなどで既に始まっており、地銀・信用組合が独自の基盤を持たずに仮想通貨事業に参入できる体制を整えた。
提携により地銀・信用組合は自社ブランドと条件を保ったまま仮想通貨サービスを提供でき、預金や融資といった顧客との関係を地域内で維持できるようになる。
コインベースでインフラ事業を統括するアレック・ラヴェット氏は、地銀や信用組合が地域密着と最新の決済技術の両立を目指せる提携だと述べた。両社は今後、対象となる地銀・信用組合の範囲をさらに広げていく方針だ。


