ロシア最大の証券取引所モスクワ証券取引所は今月22日、自社が算出するビットコイン( BTC )、イーサリアム( ETH )、ソラナ( SOL )、 XRP 、TRXの各指数に連動する無期限先物の取引を開始すると発表した。提供対象は適格投資者に限定され、法定通貨ルーブルで決済され、原資産の現物受け渡しは発生しない。
モスクワ証券取引所は、昨夏に仮想通貨関連の先物を初めて上場して以降、7万2,000人超の適格投資者が取引に参加したと明らかにした。この間の累計取引高は6,000億ルーブル超に達したという。
モスクワ証券取引所デリバティブ市場担当マネージングディレクターのマリア・パトリケーワ氏は声明で、デジタル資産の派生商品に対する投資家需要の高まりを踏まえ、無期限先物の上場はロシア国内の先物市場拡大に向けた動きだと述べた。
ロシアでは9月1日以降、個人投資者も適性試験に合格すれば免許を持つ仲介業者を通じてビットコイン、イーサリアム、USDTを購入できるようになっており、仲介業者ごとに年間30万ルーブルの購入上限が設けられている。一方、仮想通貨を用いた国内での決済は依然として禁止されている。
適格投資者には購入上限が適用されない一方、仲介業者に対する本格的な免許制度は2027年7月までに段階的に導入される予定だ。


