ビットコイン( BTC )トレジャリー企業最大手のストラテジーは23日時点の書類で、当該週にビットコインの購入・売却を引き続き行わなかったと明らかにした。保有量は840,447BTCのまま、2週連続で据え置かれている。
また、同社はビットコイン追加取得や負債の利払い、自社株買いなど柔軟な資金使途に充てる目的で、新たな米ドル資金枠「USD Cash」を新設したと発表した。23日時点の残高は15億9,000万ドルとなっている。
原資はATM(時価発行増資)プログラムを通じた普通株式「MSTR」の売却によるもので、17日から23日にかけて1,826万1,118株を売却し、純収入20億650万ドルを得た。このうち3億ドルを米ドル準備金の積み増しに、1億3,640万ドルをSTRCの買い戻しに充当し、残る約15億7,010万ドルをUSD Cashの原資とした。
それにより、既存の米ドル準備金は51億ドルに引き上げられたという。
ビットコイン価格の上昇を受け、ストラテジーが保有するビットコインの含み益は拡大しているとみられる。24日時点の価格は7万8,100ドル前後で推移しており、同社の平均取得単価7万5,385ドルを上回っている。
平均取得単価との差額は1BTCあたり2,715ドルとなり、保有量840,447BTCを乗じると含み益は約22億8,200万ドルに達する計算となる。