クリプトクアントのアナリストとして知られるダークフォスト(Darkfost)氏は27日、X(旧Twitter)で、ビットコインの需要動向について分析結果を示した。同氏によると、現物需要と先物需要を合算した指標は約12万7,000BTC相当のマイナスで、持続的な上昇トレンドを再開するにはなお力不足の水準にあるという。
ダークフォスト氏は、現物需要と先物需要のいずれかが縮小し続けているか、投機的な先物需要のみが一時的に相場を下支えしている状態が続いていると説明した。この展開は前回の弱気相場で見られたパターンに類似しているとし、持続的なトレンド転換には現物と先物の需要が足並みをそろえ、需要面での一致が形成される必要があると述べた。
同氏が示したチャートでは、現物と先物の需要が足並みをそろえた局面を緑色で示しており、こうした局面がビットコインの上昇相場に対応しているという。現在の合算需要はマイナス12万7,000BTC相当にとどまり、上昇トレンドを再開するにはなお弱い水準にあるとした。
ダークフォスト氏は、足元でみられる相場の落ち着きは需要の本格的な回復によるものというより、売り手の消耗によるところが大きいとの見方を示した。パニック的な売りを伴う極端に低い需要の局面を経ないまま推移した場合、調整が続く可能性もあるとし、数カ月にわたり続く現在のもみ合い水準を注視する必要があると述べた。