オンチェーンアナリストのDarkfost氏は18日、X(旧ツイッター)で、ビットコインの短期保有者(STH)と長期保有者(LTH)のコストベースが下向きにクロスしたことを確認し、弱気相場が終盤に入るシグナルが点灯したとの見解を示した。
同氏によると、このシグナルは3日間の確認期間を経て成立したもので、弱気相場が9カ月にわたり続いてきたことに触れつつ、相場の底が今この瞬間に決まったことを意味するわけではないと説明。
ただ、弱気相場の最終局面に入った可能性を示しており、この局面はドルコスト平均法(DCA)による買い増しを検討する期間だと位置づけている。
STHとLTHは、それぞれビットコインを6カ月未満・6カ月超保有する投資家層を指す。Darkfost氏が用いる指標では、供給量のうち7年超保有されている分をLTHのコストベース計算から除外し、実際に売買される可能性が高い供給に絞って比率を算出している。
同氏は、STHが下落局面で押し目買いを続けたことでSTHの平均取得コストが徐々に切り下がり、最終的にLTHのコストベースを下回ったと説明。STHのコストベースはこれにより11万2500ドルから6万9000ドルまで低下したという。
Darkfost氏は、STH/LTHコストベースの逆転が今回とは逆方向、すなわち上向きにクロスした時点で強気相場入りが確認されると位置づけている。この上向きクロスはDCAの終点としても機能し得るとの見方を示した。
同氏はまた、機関投資家の参入が進んだ現在のサイクルでも、投資家の行動パターンは過去のサイクルと大きくは変わっておらず、今回の値動きも従来と同様のパターンをたどっていると指摘した。今回の分析は同氏独自の指標に基づくものであり、相場の実際の転換時期を保証するものではない。