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ビットコインマイナーHIVE Digital、自社GPUクラスターでH100同等性能を実証

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ビットコインマイナーからAIインフラ企業への転換を進めるHive Digital Technologies(HIVE Digital、以下HIVE)の株価が22日、前週末比で約25%上昇し、約5.20ドル前後と7カ月ぶりの高値をつけた。The Blockが報じた。

上昇のきっかけとなったのは、米コロンビア(Columbia)大学の研究チームによる実験成果の発表だ。同チームはニューヨークから遠隔で、HIVEがパラグアイの首都アスンシオンに構える水力発電由来のGPUクラスターを使用し、大規模言語モデル(LLM)の効率化に向けたニューラルネットワークの学習を実施した。

HIVEの公式発表によると、研究では自社のNVIDIA(エヌビディア)A40 GPUがコード最適化後、14億パラメータ以下のLLM事前学習においてH100と同等の性能を発揮することが確認されており、同社の会長フランク・ホームズ(Frank Holmes)氏は「大陸をまたぐAI学習の概念実証になった」と述べた。この研究はAI分野の主要な学術カンファレンスの一つ「NeurIPS」に投稿されており、今年12月の開催を予定している。

H100は、エヌビディアが2022年に発表したデータセンター向けGPUで、生成AIの学習・推論用途における主力チップの一つ。ChatGPTなど大規模言語モデル(LLM)の開発・運用で広く利用されており、高需要を背景に1基あたり数百万円規模で取引されることもある。

HIVEはパラグアイで現在約300MWの水力発電インフラを稼働させており、追加で100MWの開発を進めている。パラグアイでのGPUクラスターは3月に立ち上がったもので、当初からコロンビア大学チームが遅延・スループット・分散学習性能のベンチマーク評価に活用してきた。

今回の実験成果発表に先立つ数日前には、カナダの通信大手ベル・カナダ(Bell Canada)とAI企業コヒア(Cohere)との3年間・総額2.2億ドル規模のAIクラウド契約も公表された。この契約ではエヌビディアのGrace Blackwell GPU 2,300基超を活用し、年間約7,000万ドルの収益貢献を今年後半から見込む。

加えて、HIVEはカナダ・トロント圏に320MWの「AIギガファクトリー」を建設する計画も発表しており、最終的には10万基超のGPUを収容できる規模を想定している。

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