分散型ドルプロトコルのエテナは3日、コインベースとの戦略的提携を発表した。1億人を超えるコインベースのユーザー基盤を活用し、オンチェーン金融および貯蓄サービスの拡大を目指す。第1弾の取り組みは来週開始される予定。
コインベース・ベンチャーズは同日、今回の提携に合わせてENAを公開市場で取得したことを明らかにした。同ファンドによるエテナへの投資は今回が初めてとなる。
エテナはステーブルコインの「USDe」を中心に、デルタニュートラル戦略によるオンチェーン利回りの提供を手掛ける。今回の提携ではコインベースのUSDCとも連携し、既存のコインベースユーザーが利用しやすい金融・貯蓄サービスを共同で構築する方向性が示されている。
コインベース・ベンチャーズは公式アカウントで、エテナをオンチェーンファイナンスにおける重要なプレイヤーと位置づけ、公開市場でのENA取得を通じた支援を表明した。取得規模や取得価格は明らかにされていない。
コインベースは主要ステーブルコインの発行に関与するなど、オンチェーン金融インフラの整備を強化している。エテナとコインベース双方のユーザー基盤を組み合わせた具体的なサービス内容は、来週の発表を待つ必要がある。