米証券取引委員会(SEC)は5月22日、ナスダックがビットコイン価格に連動する指数オプション(ティッカー:QBTC)の上場規則変更を加速承認した。
ビットコイン現物ETFのオプションとは異なり、BTC現物の受け渡しなく現金で決済されるヨーロピアン型の商品で、米国の株式市場の取引時間内でビットコイン価格へのエクスポージャーを取ることができる。
原指数にはCME CFビットコイン・リアルタイム・インデックス(BRTI)が採用され、200ミリ秒ごとに更新される。建玉制限は2万4,000枚で、最小刻みは0.01ドルとなる。
ナスダックPHLXは2025年9月に申請を提出し、今年5月15日に修正案を再提出した。SECは修正案の内容に問題がないと判断し、加速承認の手続きをとった。
実際の上場・取引開始にはCFTCによる免除承認が別途必要で、これが得られるまでQBTCは取引できない。SECとCFTCの共同管轄という形で上場を目指す方針だ。
ナスダック・オプション部門のデイビッド・バレット責任者はブルームバーグに対し、今回の承認が「規制されたデジタル資産デリバティブへのアクセス拡大に向けた重要な一歩」と述べた。
CMEはすでに2020年からビットコイン先物オプションを提供しているが、QBTCは株式市場に直接組み込まれる点で市場参加者の裾野を広げる可能性がある。