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ウィンターミュート、DeFiボルトプラットフォーム「Armitage」ローンチ

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暗号資産(仮想通貨)マーケットメーカーのウィンターミュート(Wintermute)は19日、新しいDeFi(分散型金融)ボルトキュレーション・プラットフォーム「Armitage」を発表した。

最初の2つのボルトは5月にイーサリアム( ETH )系のDeFiレンディング(貸借)プロトコルのモルフォ(Morpho)上で展開され、いずれもステーブルコインUSDC建てとなる。今後、さらに多くのボルト、チェーン、プロトコルに対応していく予定だ。

Armitageはボルトのキュレーターとして機能するもので、将来的にはモルフォ以外のプロトコルやチェーンにも展開していく計画である。Armitageを通じて、ウィンターミュートのチームはリアルタイムで資本の動的な配分、リスクパラメータの設定、担保資産の選択、エクスポージャーのリバランスを行う。

DeFiのボルト(vault)とは、ユーザーが預けた資産を事前に定めた戦略に沿って運用する仕組みだ。ウィンターミュートはその運用を調整管理する。

キュレーターはレンディング、流動性供給、リステーキングなどの戦略を用いて資産から利回りを生み出す。ユーザーは積極的に監視したり介入したりする手間を省くことが可能だ。

Armitageは、目標APY(年間利回り)を4~5%とするプランや、目標APYを5~8%とするプランを用意している。

Armitageのボルトは非カストディアル型であり、ユーザーが資金の管理権を保持することが可能だ。

ウィンターミュートのエフゲニー・ガエヴォイCEOは、DeFiレンディングは、戦略とリスク管理が重要となるような規模に達したとコメントした。また、ボルトは、機関投資家にとってDeFi分野におけるますます重要な構成要素になっているとも続けた。

ウィンターミュートは、外部の清算人に依存することなく、取り扱う市場すべてで自社で清算を実行することができるとも述べた。そこで、他のボルトキュレーターでは受け入れられない担保タイプを受け入れることが可能で、ユーザーにとっては利用可能な利回り機会の幅が広がるとしている。

Wintermuteは、1日100億ドル以上の取引に関わるマーケットメーカーであり、10以上のブロックチェーンにわたる70以上のプラットフォームや取引所に関する知識を有している。

今回ウィンターミュートがサービス展開するモルフォは、DeFiプラットフォームとして急速に成長しており、DeFiLlamaによると預かり資産総額(TVL)は現時点で75億ドル(1.2兆円)だ。2025年初頭のTVL32億ドルから倍以上となっている。

この成長は、ビットコイン担保ローンに関するコインベースとの提携など、戦略的パートナーシップによっても支えられている。

仮想通貨運用企業ビットワイズも1月、モルフォを通じてDeFi市場に本格参入することを発表。USDCによるボルト戦略を立ち上げた。

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