NFT電子市場大手OpenSeaのデビン・フィンザーCEOは17日、独自の仮想通貨「SEAトークン($SEA)」の発行延期を発表した。仮想通貨市場全体の厳しい市況を理由とし、新たなローンチ日程は具体的に指定していない。
当初、OpenSea財団は2026年第1四半期中の発行を掲げ、3月30日の自社イベントでトークン関連の初期段階を開始する予定であった。同CEOは、トークン発行は一度きりの機会であるため、不完全な状態でのローンチを避けたと説明している。
この延期に伴う補償措置として、報酬「ウェーブ3〜6」の期間中に徴収されたプラットフォーム手数料の返金オプションが提供される。ユーザーがこの返金を選択した場合、同期間に獲得した報酬アイテム「Treasure」はアカウントから没収される。
併せて、3月31日から60日間にわたり、OpenSea上の独自トークン取引手数料が0%に引き下げられる。この無手数料期間は、クロスチェーン取引や無期限先物(Perps)などを備えた新プラットフォームの利用促進を目的としている。
一方で、過去に獲得し現在も保有し続けているTreasureについては、将来のトークン生成イベント(TGE)での割り当て基準として引き続き有効に扱われる。これらの既存保有分は、財団による最終的な評価対象として保護される。
また、3月30日に予定していたイベントとは別に、数ヶ月以内を目途にモバイルアプリの更新に特化したプロダクト発表会を開催する。開発チームは、非中央集権型仮想通貨アプリのモバイル展開を次の事業の柱に位置付けている。
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