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ゴールド46年ぶり急落率、ビットコインは反転上昇 トランプのFRB人事が揺らす金融市場|仮想NISHI

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*本レポートは、X-Bankクリプトアナリストである仮想NISHI( @Nishi8maru )氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

ビットコイン( BTC )は31日、トランプ米大統領による連邦準備制度理事会(FRB)次期議長の指名を受け、金融市場全体が動揺したことから一時急落した。その後は買い戻しが優勢となり反転し、24時間比で一時約50万円幅の上昇を記録した。

一方で安全資産の代表格であるゴールド(金)は46年ぶりとなる歴史的な下落率を記録した。米株式市場も3日ぶりに反落しており、伝統金融市場ではリスク回避姿勢が強まった一日であった。

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デリバティブ市場を見ると、ビットコインはロングポジションに偏りがみられる(下画像赤枠)一方、イーサリアムはショートポジションに傾斜しており(下画像青枠)、主要2銘柄のポジションが対照的となる珍しい局面である。

ビットコインには、実物資産であるゴールドの代替先としての資金流入期待が意識されていると考えられる。他方、イーサリアムをはじめとするアルトコインは株式市場と歩調を合わせる形で下落しており、リスク資産としての性格が改めて確認される展開となった。

成行注文の動向を見ても、ゴールドが歴史的に売り込まれる局面においても、ビットコインは現物主導の買いが観測されている(下画像青枠)。

また、ビットコインと主要アセットクラスとの相関(観測期間2か月)を見ると、ゴールドとは-0.27と弱い逆相関を示している。さらに、S&P 500(-0.03)、原油(+0.10)などとも有意な相関性は確認されず、足元では独立した値動きが続いている。

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今回のゴールド・シルバー急落相場は、ゴールドが落ちたから「デジタルゴールド」であるビットコインが落ちるという単純な因果関係で説明できるものではない。

本質的には、FRB人事を契機とした金融環境の引き締め方向への再評価が市場心理を冷やし、さらに金価格の急落による損失補填のための換金売りが市場全体へ波及したと考えるのが自然である。

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現在は短期で下押し圧力が残っているものの、清算が一巡した局面で24時間365日取引が可能なビットコインが先に落ち着いた状況である。

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