米証券取引委員会(SEC)のポール・アトキンス委員長と商品先物取引委員会(CFTC)のマイケル・セリグ委員長は1月22日、1月27日にCFTC本部で共同イベントを開催すると発表した。
両機関の調和と米国を世界の仮想通貨の中心地にするというトランプ大統領の公約実現に向けた取り組みについて議論する予定だ。
アトキンス委員長とセリグ委員長は共同声明で、「市場参加者は長い間、従来の管轄の縦割りのみに基づいた不明確で整合性のない規制の境界線をナビゲートすることを余儀なくされてきた」と述べた。両氏は「このイベントは、イノベーションが米国の土壌で、米国の法律の下で、米国の投資家、消費者、経済的リーダーシップに奉仕する形で根付くことを保証するための広範な調和努力の一環だ」と説明した。
イベントはアトキンス委員長の紹介から始まり、セリグ委員長の開会挨拶、両委員長による炉辺談話が予定されている。炉辺談話の司会はクリプト・イン・アメリカの共同創設者エレノア・テレット氏が務める。上院で議論されている仮想通貨市場構造法案は、SECとCFTCの業界に対する管轄の明確化を目的としている。
ホワイトハウスのデビッド・サックス仮想通貨・AI特命官は昨年12月23日、セリグ氏のCFTC委員長就任を称賛し「トランプ大統領は21世紀の明確な規制ガイドラインを定義するドリームチームを作り上げた」と評価した。両氏の就任により、米国の仮想通貨規制を監督する2つの主要金融機関のトップに仮想通貨推進派が配置された。
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セリグ氏は昨年12月22日にXへの投稿で、「CFTCの第16代委員長として承認されたことを光栄に思う。この歴史的な時期に組織を率いる信頼を寄せてくれたトランプ大統領に改めて感謝したい」と述べた。同氏は「今日、CFTCにとって新たな章が始まる」と語り、議会が米国を世界の仮想通貨の首都として確立するデジタル資産市場構造法案を大統領に送る準備が整っていると述べた。
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セリグ氏は「この急速な変革期において、米国の商品デリバティブ市場の安定性と安全性を監督する重要な責任を歓迎する。米国の黄金時代の新しい金融市場に常識的なルールを先駆けるのに、CFTCほど適した機関はない」と強調した。
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