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仮想通貨レンディングとは?メリット・デメリットやおすすめ取引所を徹底解説

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本記事ではCoinPost編集部の視点から、仮想通貨レンディングの仕組みやメリット・デメリット、国内取引所のサービス比較について詳しく解説します。これからレンディングを始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

仮想通貨レンディング(貸暗号資産/貸コイン)とは、仮想通貨交換業者に自分が保有する資産を貸し出すことで、賃借料(利息)をその資産で受け取る仕組みです。たとえば1ビットコイン(BTC)を年率3%で貸し出した場合、満期時には1BTCと0.03BTC(賃借料)が戻ってくる形となります。

取引所は、貸し手(投資家)と借り手(マーケットメイカーなど)の仲介役であり、おおまかな流れは以下のとおりです。

仮想通貨レンディングが注目を集めている理由のひとつに、「複利効果」を活かした運用ができる点が挙げられます。

複利とは、受け取った報酬(利息)を元本に組み入れ、次の運用で「元本+利息」に対してさらに利息がつく仕組みです。レンディングで得た賃借料を再び貸し出しに回すことで、保有する仮想通貨の枚数を雪だるま式に増やしていくことが可能です。

たとえば、1BTCを年利5%で運用した場合、複利運用・単利運用・単純保有(放置)でどのような差が生まれるかを以下のチャートで確認してみましょう。

10年後には複利運用で約1.63BTC、単純保有では1.00BTCのままと、約1.6倍の差が生まれます。20年後には複利運用で約2.65BTC、単利運用で2.00BTCとなり、複利の威力がさらに顕著になります。

さらに、将来ビットコイン価格が上昇すれば「増えた枚数 × 上昇価格」という二重のリターンが期待できるため、長期保有を前提とした投資家にとってレンディングは有力な選択肢となっています。

取引所によっては、受け取った賃借料を自動的に再貸出に回す「自動更新機能」を提供しているところもあります。こうした機能を活用すれば、手間をかけずに複利効果を最大限に活かした運用が可能です。

仮想通貨投資と言えば、トレード(売買)で値上がり益を狙う手法が一般的ですが、その分リスクが高く、相場チェックなどの知識と時間が必要です。一方、レンディングは短期間で大きな利益こそ期待しづらいものの、比較的低リスクで堅実に暗号資産を増やせる可能性があります。まずは主なメリット・デメリットを確認しておきましょう。

国内の銀行預金の金利は年0.001〜0.1%程度にとどまりますが、仮想通貨レンディングでは年率1〜5%、サービスによってはそれ以上の利回りを得られる場合もあります。たとえば1BTCを年率5%で1年間貸し出した場合、0.05BTC(賃借料)が上乗せされて返還されます。銀行に預けるよりも効率的に資産を増やせる可能性があるのは、レンディングの大きな魅力です。

仮想通貨投資の利益といえば「安く買って高く売る」キャピタルゲインが一般的ですが、レンディングでは保有しているだけで賃借料(利息)を受け取れます。これはインカムゲイン(資産を保有している間に得られる収益)に該当し、株式の配当や債券の利子と同様の性質を持ちます。値上がり益を待ちながら、もう一つの収益源を確保できる点がレンディングのメリットです。

レンディングは、保有する仮想通貨を取引所に貸し出すだけで始められます。チャート分析や売買タイミングの判断といったトレードの専門知識は必要ありません。DeFi(分散型金融)のような複雑なウォレット操作も不要で、画面上の簡単な手続きだけで運用をスタートできます。投資初心者でも気軽に利用しやすい資産運用方法と言えるでしょう。

国内取引所のレンディングサービスは、少額から利用できるものが多くあります。たとえばコインチェックでは1万円相当額から、SBI VCトレードでは0.01BTC(約15万円相当※)から貸し出しが可能です。まとまった資金がなくても始められるため、「まずは試してみたい」という方にも適しています。

※2025年1月時点のレート換算

レンディングサービスを提供している取引所は、仮想通貨を借り受ける量に上限を設けていることがあります。そのため、常に貸し付けの募集があるとは限らず、募集があっても取引所が設定する借り入れの上限に達した場合は、サービスを利用できないことがあります。人気の銘柄や高金利のプランでは申請が集中しやすく、「貸したいときに貸せない」状況が発生する点には注意が必要です。

仮想通貨レンディングは、原則として途中解約ができません。暴落時に損切りしたいときや、上昇時に利益を確定させたいときでも、指定の期間が終わるまで資産を動かせない点がデメリットです。サービスによっては途中解約に対応していますが、解約手数料が発生する場合がほとんどです。たとえばビットバンクでは途中解約をすると元本の5%が手数料として差し引かれ、利息も受け取れません。レンディングは一定期間資産を拘束されても困らない「余剰資金」で行いましょう。

通常、国内取引所ではユーザーの口座にある資産は取引所の資産とは別に管理(分別管理)されており、万が一取引所が破産しても原則として返還される仕組みになっています。しかし、レンディングで貸し付けた仮想通貨は分別管理の対象外です。また、消費貸借契約は無担保の契約であるため、取引所が破産・倒産した場合、貸し付けた仮想通貨が返還されないリスクがあります。運営元の信頼性や実績を慎重に確認したうえで利用しましょう。

レンディング期間中は原則として中途解約ができないため、貸し付けている仮想通貨の価格が大きく変動しても、利益や損失を確定させるための売却ができません。たとえば貸出期間中に暴落が起きた場合、受け取る賃借料以上の含み損を抱える可能性があります。レンディングを利用する際は、価格変動リスクを考慮したうえで貸し出す銘柄や数量、期間を決めることが重要です。

日本国内では、多数の仮想通貨取引所がレンディングサービスを提供しています。取扱銘柄数や金利、貸出期間、途中解約の可否など、各社によって特徴が異なるため、どのレンディングを選ぶかでリターンは変わってきます。代表的な取引所5社の比較表を載せていますので、まずは全体像を確認してみてください。

レンディングサービスは取引所ごとに条件や特徴が異なります。金利の高さだけでなく、対象銘柄数や貸出期間の柔軟性なども含めて総合的に比較し、自分の投資スタイルに合ったサービスを選ぶことが大切です。ここでは、取引所選びで押さえておきたい3つのポイントを解説します。

レンディングのサービス選びで最も注目すべきは金利(年利)です。たった数%の違いでも、運用期間が長くなるほど受け取れる報酬に大きな差が生まれます。たとえば1BTCを1年間貸し出した場合、年利1%なら約0.01BTC、年利5%なら約0.05BTCの賃借料となり、その差は5倍にもなります。ただし、金利が高いプランほどリスクも高くなりやすい傾向があります。サービスの信頼性や仮想通貨の値動きなどを踏まえて、リスクに見合った金利であるかを判断しましょう。

運用の選択肢を広げたいなら、レンディングできる仮想通貨の種類が豊富な取引所を選ぶのがおすすめです。たとえばビットバンクは40種類以上、コインチェックは30種類以上の銘柄に対応しており、ビットコインやイーサリアムだけでなくアルトコインも幅広く貸し出せます。今後ほかの銘柄も運用したい方や、複数銘柄への分散投資でリスクを軽減したい方は、取り扱い銘柄数の多いサービスを検討しましょう。

貸出期間中は原則として資産を引き出せないため、途中で売却や資金移動ができません。損切りに備えたいときは短期プラン、ほったらかし運用をしたいときは長期プランなど、自分の投資方針に合った期間を選べるかどうかが重要です。たとえばコインチェックでは14日・30日・90日・180日・365日の5パターンから貸出期間を選べるため、状況に応じた柔軟な運用が可能です。期間の選択肢が多いサービスほど、幅広い方にとって使いやすいと言えるでしょう。

関連: 仮想通貨取引所ランキング|実績・口コミ・プロ目線で比較

仮想通貨レンディングを始める前に、多くの方が気になるポイントをQ&A形式でまとめました。賃借料の計算方法やサービスの始め方など、基本的な疑問を解消しておきましょう。

はい。貸暗号資産で得た報酬は「雑所得」として課税対象になります。所得が増えると税率も上昇し、最大で約55%(所得税+住民税)に達する場合があります。

不明点がある場合は、税理士や税務署に相談するのが安心です。

関連: 暗号資産(仮想通貨)にかかる税金と確定申告の基礎知識を税理士が解説|Aerial Partners寄稿

多くの取引所では、賃借料率を年利(年率)で表記しています。実際に受け取れる賃借料は、以下の計算式で算出できます。

賃借料 = 貸出数量 × 年利 × 貸出日数 ÷ 365日

たとえば、1BTCを年利3%で90日間貸し出した場合、賃借料は「1BTC × 3% × 90日 ÷ 365日 ≒ 0.0074BTC」となります。貸出数量が多いほど、また貸出期間が長いほど、受け取れる賃借料も増える仕組みです。

国内取引所のレンディングサービスは、以下の手順で始められます。

取引所によっては申請後すぐに貸出が始まらず、承認待ちとなる場合もあります。人気の銘柄や高金利プランは募集枠が埋まりやすいため、事前に口座を開設しておき、募集状況を定期的にチェックしておくとよいでしょう。

関連: 仮想通貨(ビットコイン)の買い方・始め方は?購入時の注意点やおすすめ仮想通貨取引所もご紹介

仮想通貨レンディングは、保有する暗号資産を取引所に貸し出し、利息を得る仕組みです。ビットコイン(BTC)も利用できます。一方、ステーキングはPoS(Proof of Stake)方式のネットワークに通貨を預けることで報酬を得ます。イーサリアム(ETH)や、ソラナ(SOL)などのブロックチェーンに限られ、金利も異なります。

関連: 仮想通貨取引所ステーキング利率徹底比較|高年率銘柄・サービスの選び方

仮想通貨レンディング(貸暗号資産/貸コイン)は、値上がり益だけではなく”金利収入”も得られる点が大きな魅力です。特にビットコインやアルトコインを長期保有している方にとって、相場を眺めているだけの期間を有効に活用できる選択肢と言えます。

しかし、貸出期間中は売却ができないことや、取引所が破綻した際には資金が戻ってこないリスクもあるなど、デメリットもしっかり理解しておく必要があります。各取引所の特徴を踏まえて、自分の投資方針やリスク許容度に合ったレンディングサービスを選びましょう。

まだ口座開設をされていない方は、まずは国内大手取引所のアカウントを作成し、募集情報をチェックしてみるのがおすすめです。実績やサポート体制の整った国内取引所なら、初めてでも比較的安心してスタートできるでしょう。

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