ナンシー・ペロシ元下院議長を含む30人の米民主党議員は9日、選出された公務員が予測市場で政治関連の賭けを行うことを禁止する法案を支持していると報じられた。リッチー・トレス下院議員が提出した「2026年金融予測市場の公共誠実性法案」は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ前大統領の拘束に関連する最近の賭けを受けて提出された。
アクシオス紙によると、ポリマーケットのアカウントがマドゥロ氏が今月末までに「退陣する」ことに賭けて40万ドルの利益を得たことで、インサイダー情報の懸念が高まった。マドゥロ氏は先週米軍に拘束された。検察当局の訴状によると、マドゥロ氏は「ベネズエラの法執行機関の保護下でコカインを輸送」し、他者と協力してコカインを密輸したとされている。
今週初めに公開された法案の条文は、連邦選出公務員、政治任命者、行政府職員が職務を通じて重要情報を持っているか入手できる場合、「政府政策、政府行動、政治結果」に関わる予測市場での賭けを禁止する内容だ。9日には提案が拡大され、議会スタッフも含まれ、政治関連の予測市場契約の購入が禁止された。
トレス議員は9日の声明で「トランプ政権のメンバーがマドゥロ氏の排除のような事象を予測する賭けをしたと想像してほしい。政府関係者が予測市場に参加すれば、自分の利益のために政策を推進する歪んだインセンティブが生じる」と指摘し、「政府関係者による予測市場での利益追求は禁止されなければならない」と付け加えた。
法案を共同提案する他の著名な民主党議員には、イリノイ州のショーン・カステン議員、カリフォルニア州のブラッド・シャーマン議員、ミシガン州のラシダ・トライブ議員が含まれる。
トレス議員の広報担当者は先週末、法案は「しばらく準備していた」が、ベネズエラの賭けのニュースが「できるだけ早く法案を提出する」緊急性を高めたと述べた。
また、広報担当者は「この提案は出発点となることを意図しており、政策議論が続く中で今後の作業がそれに基づいて構築されることを期待している」と付け加えた。
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