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ジーキャッシュ開発チームが集団離脱 ガバナンス対立で新会社設立へ

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プライバシー重視型プロジェクト、ジーキャッシュ(Zcash)の開発を担うElectric Coin Company(ECC)のCEO、ジョシュ・スウィハート氏は8日、X(旧Twitter)への投稿で、ECC開発チーム全員が同社を離脱したことを明らかにした。

離脱の理由として、ECCの統治機関である非営利団体Bootstrapの理事会メンバーの大半がジーキャッシュの本来の使命から「明確に乖離した」ことを挙げた。

スウィハート氏は、ザキ・マニアン氏を含む4名の理事会メンバーによって雇用条件が一方的に変更され、「誠実かつ効果的に職務を遂行することが不可能になった」と説明した。チームは新会社を設立し、「阻止不可能なプライベートマネー」の構築という使命を継続する方針を示した。

また、同氏は、今回の対立について「ジーキャッシュのプロトコル自体には影響しない」と強調し、開発チームの離脱は「悪意あるガバナンス措置からチームの仕事を守るための決断」だと説明した。

ジーキャッシュの創設者でECCの前CEO、ズーコ・ウィルコックス氏は8日、Xへの投稿で「ジーキャッシュネットワークはオープンソースでセキュアであり、この対立で何も変わらない。安心して使い続けることができる」と述べ、プロトコル自体への影響はないと強調した。

また、Bootstrap理事会メンバーについて「10年以上協力してきた。極めて高い誠実性を持つ人物だと信じている」と擁護した。

市場はこの混乱に敏感に反応した。暗号資産データサイトCoinGeckoによると、ZECは発表後24時間で約7%下落し、461ドル前後で取引されている。

ジーキャッシュは2025年11月に一時723ドル超まで急騰していたが、今回のガバナンス危機により投資家の不安が広がった。

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