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仮想通貨レバレッジ取引の始め方|取引所比較とリスク管理

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レバレッジ取引を理解する第一歩は、 「仮想通貨を保有する取引」から「価格差を取引する取引」へ視点を切り替えること です。まずは、現物取引とレバレッジ取引が「どういう取引なのか」を比べてみましょう。

レバレッジ取引は「差金決済取引(CFD)」方式とも呼ばれ、株の信用取引やFXと同じ仕組みです。買い(ロング)または売り(ショート)のポジションをとり、その後の価格変動に応じて損益が決まります。値動きの差額だけが利益・損失として計算され、仮想通貨そのものを受け取るわけではありません。

レバレッジ取引は、次の2ステップで進みます。

レバレッジ取引は 差金決済・オープンとクローズ・保有コスト という3つの特徴が組み合わさった仕組みです。

次に、レバレッジ取引によって可能になる「売り(ショート)」について見ていきます。現物取引は、基本的に価格が上昇する局面で利益を得やすい取引ですが、レバレッジ取引では、価格が下落すると利益になる 売り(ショート) から取引を始めることができます。

なお、レバレッジをかけずに「1倍(ノンレバ)」で売り(ショート)を利用することも可能です。この方法は、保有している現物BTCの価格下落リスクを抑える目的で使われることもあり、 「ヘッジショート」 と呼ばれます。

ここまでの内容を、 利益を狙える相場局面 という視点でまとめると、次のようになります。

初心者はまず「買い(ロング)」から始め、取引の流れに慣れてから売りポジションを検討するのが安心です。

このような特徴から、レバレッジ取引は 短期間の値動きを狙いたい場面 で使われることが多くなります。

たとえば、ビットコインの1日の値幅が2%程度のとき、1週間で20%のリターンを狙うのは現物取引では困難です。しかしレバレッジ2倍であれば、同じ値動きでも資産の変動率は2倍になり、目標達成の可能性が高まります。

一方で、レバレッジ取引は「ゼロサムゲーム」とも呼ばれ、多くの投資家が損失を被っているとされています。利益が出る可能性が高まる反面、損失も同じ倍率で拡大するため、 リスク管理を徹底した上で臨む姿勢 が欠かせません。

つまり、取引所を選ぶ際も「手数料の安さ」だけでなく、 自分の取引スタイルに合ったリスク管理ができるか が重要になります。

取引所を選ぶ際は、次の4点を比較すると失敗しにくいです。

短期売買メインなら 流動性とスプレッド 、複数銘柄を試したいなら 対応銘柄数 、リスクを抑えたいなら ロスカット基準 を優先して選ぶと失敗しにくいです。

国内でレバレッジ取引に対応している主要取引所、 bitFlyer GMOコイン の2社について、以下の比較表で違いを確認してください。

国内でレバレッジ取引に対応している代表的な取引所として、
bitFlyer と GMOコイン の2社を紹介します。
両社とも手数料体系は近く、安全性も高いですが、
「得意とする領域」「向いているユーザー層」に違いがあります。

レバレッジ取引で多くの人が不安に感じるのは、損失の大きさそのものよりも、ポジションが清算されるかどうかではないでしょうか。

一般に使われる「退場」という言葉は、全額でポジションを取るような極端なケースや、清算が重なって資金が大きく減った結果として起こり得る状態を指すことが多く、レバレッジ取引の仕組みそのものを表した言葉ではありません。

暗号資産取引所では、証拠金や評価損益といったデータに加え、リスクの度合いに応じて段階的に対応できる安全措置があらかじめ組み込まれており、ポジションが突然すべて失われるような事態を防ぐ仕組みになっています。

証拠金維持率は、いま持っているポジションに、どれくらいの余力が残っているかを示す指標です。

多くの取引所では、証拠金維持率や取引余力がダッシュボード上に常時表示されており、計算式を意識しなくても、「余裕があるか」「警戒が必要か」を一目で確認できるようになっています。

重要なのは数値そのものよりも、その変化の速さです。レバレッジをかけている場合、価格が少し逆行しただけでも、証拠金維持率は急激に低下します。

特にフルレバレッジに近い状態では、数%の値動きで「余裕のある状態」から一気に警戒ラインに近づくことがあります。

この段階ではまだ、ポジションを減らす、あるいは証拠金を追加するといった対応が可能です。まずは証拠金維持率がどの程度の余裕を保っているかを、常に確認することが重要になります。

証拠金維持率が一定の水準を下回ると、取引所から警告として表示されるのが追証(追加証拠金)です。

追証は、「まだ自分で立て直せる段階」を示しています。この時点では、次のような対応を取ることが可能です。

しかし、価格の急変動などによりこれらの対応が間に合わない場合、取引所はロスカット(強制清算)を実行します。

ロスカットは、それ以上の損失拡大を防ぐための最終的な安全装置です。この段階になると、ポジションは取引所の判断で自動的に決済され、トレーダーが操作する余地はありません。

重要なのは、追証からロスカットまでが連続した一つのプロセスであることです。証拠金維持率が下がるほど、選択肢は段階的に減り、最終的には清算に至ります。

そのため、「追証が出てから考える」のではなく、追証が出る前の段階で余力を管理することが、清算リスクを抑えるうえで最も重要になります。

ロスカットは「損失拡大を止める最後の安全装置」ですが、発動した時点で証拠金の大部分を失います。

証拠金は余裕を持って預け入れることで、追証・ロスカットのリスクを大きく減らせます。

ここでは、レバレッジ取引を始める際に知っておくべき「注文方法」「手数料」「損切りの考え方」を解説します。

レバレッジ取引を始めるには、規定の「証拠金」を預け入れる必要があります。 現金(日本円) のほか、 暗号資産 を担保にできる取引所もあり、現物を売却せずにレバレッジ取引ができる点がメリットです。

レバレッジ取引では、3つの注文方法を使い分けます。基本は 指値でエントリーし、すぐにストップ注文で損切りラインを設定 する流れです。

レバレッジ取引は売買手数料が無料のケースが多い一方、 ポジション保有中に発生するコスト があります。これは現物取引にはない概念です。

具体例: 100万円のポジションを3か月保有 → 100万円 × 0.04% × 90日 = 36,000円

横ばい相場では手数料だけでマイナスになるため、 レバレッジ取引は長期保有に向きません。

レバレッジ取引では「いつエントリーするか」が損益を大きく左右します。「ヘッドアンドショルダー」「二番底」「三角保ち合い」などのチャートパターンを押さえておくと、タイミングを予測しやすくなります。

ただし、 レバレッジ取引(FX)は約9割の投資家が損失を被っている とされる「ゼロサムゲーム」です。誰もが勝てる市場ではないことを理解し、リスク管理を徹底して臨む姿勢が求められます。

関連記事: 覚えるべきチャートパターン3選 トレンド転換点の見極め方

レバレッジ取引で最も大切なのは、 エントリー前に「どこで損切りするか」を決めておくこと です。

「もう少し待てば戻るかも」「今切るのはもったいない」──こうした心理が、損失を拡大させる最大の原因になります。

許容損失の目安(証拠金に対して): 初心者 5〜10% / 中級者 10〜15%

この目安をもとに、 ストップ(逆指値)注文 を必ず設定しておきましょう。損切りは”負け”ではなく、資金を守るための最も堅実な判断です。

回答1. 損切りラインをエントリー前に決めておくこと です。
特に初心者は、逆指値(ストップ)注文を必ず設定してください。

→損切り方法の詳しい解説はこちら(※関連記事)

回答2. 「安全な倍率」は一律ではなく、自分が落ち着いて見ていられる範囲かどうか が基準になります。
1倍・2倍の問題ではなく、

という状態なら、それはすでに”高すぎるレバレッジ”です。
初心者は 控えめな倍率(1.1〜1.3倍など) から始めると安定します。

回答3. 向いていません。
建玉管理料(レバレッジ手数料)が 毎日かかるため、保有期間が長いほど不利 になります。

→ 手数料の具体例を見る(※関連記事)

回答4. 証拠金維持率が100%を下回ったとき に発生します。
期限までに追加で入金するか、ポジションを減らして維持率を戻す必要があります。

回答5. 金融商品取引法で「損失補填」が禁止されているため、
取引所が利用者の損失を肩代わりできません。
そのため急変時には、まれにマイナス残高が発生することがあります。

→ ロスカット・追証の仕組みはこちら(※関連記事)

回答6. レバレッジ取引の利益は 雑所得(総合課税) となり、
給与所得と合算して計算されます。税率は所得に応じて変わります。

→ 仮想通貨の税金まとめを見る(※ 専門家寄稿記事

回答7. 初心者は現物取引から始めることをおすすめします。
レバレッジ取引は値動きが大きく、現物で相場感をつかむと理解が進みます。

関連: ビットコインの買い方をやさしく解説|初心者の不安を解消【図解】は

回答8. bitFlyerはビットコインの流動性も高く、最初の1社として扱いやすいです。
アルトコインも試したい人はGMOコイ が適しています。

→ bitFlyer / GMOコインの比較へ戻る

本記事では、仮想通貨レバレッジ取引の基本的な仕組みから取引所の選び方、実践的なリスク管理手法まで解説しました。

レバレッジ取引は現物を保有せず、価格変動の差額のみを取引する「差金決済」方式です。買い(ロング)だけではなく、売りポジション(ショート)からも取引できるため、下落相場でも収益機会がある一方、ポジション保有中は資金調達手数料等のコストが発生するため、長期保有には適していません。

取引所選びでは、レバレッジ倍率だけでなく、ロスカット基準や手数料体系、取引ツールの使いやすさなど、総合的に比較検討することが重要です。自身の取引スタイルに合った取引環境を選びましょう。

リスク管理で最も重要なのは、エントリー前に明確な損切りラインを設定し、ストップ注文を活用することです。「相場が反転するまで待つ」という塩漬けの判断が想定以上の損失につながるケースは少なくありません。

レバレッジ取引では、高倍率よりも適切な資金管理と冷静な判断が成功の鍵となります。まずは低倍率・少額から始めて取引の流れを理解し、段階的に経験を積んでいくことをお勧めします。

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