BNBチェーンは、メインネットのFermiハードフォークを2026年1月14日に実施すると発表した。全バリデーターとビルダーは、v1.6.4またはv1.6.5へのアップグレードが必須となる。
Fermiハードフォークの主な変更点は、ブロック間隔の短縮だ。現行の750ミリ秒から450ミリ秒に削減され、サブセカンドのブロック生成を必要とする時間依存型アプリケーションへの対応が強化される。
今回のアップグレードにはBEP-619とBEP-590の2つの提案が含まれる。BEP-619はブロック間隔の短縮を、BEP-590はファストファイナリティの安定性向上を目的とした投票ルールの拡張を実装する。
BSCScanによると、BNBチェーンは現在約222TPSを処理している。Fermiハードフォークにより、ネットワークのスループットとレスポンス性能のさらなる向上が期待される。
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