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英上場企業サツマ・テクノロジー、保有BTCの約半数を売却 社債返済目的で

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ロンドン証券取引所上場のビットコイン( BTC )関連技術企業サツマ・テクノロジーは11日、保有する1,199BTCのうち579BTCを売却し、約4,000万ポンド(83億円)の純収入を得たと発表した。

売却後、同社は620BTCと約9,000万ポンドの現金を保有している。同社は売却資金を、ロンドン証券取引所のメインマーケットへの上場(アップリスティング)に伴う転換社債保有者への返済に充てると説明した。

同社は声明で、アップリスティングに関連して目論見書が公開された際に普通株式への転換を取消不能な形でコミットしていない転換社債保有者に返済するための十分な現金を確保するため、ビットコインを売却したと説明した。今回の売却により、同社は2025年12月31日に返済期限を迎える約7,800万ポンドの負債を満たすための約9,000万ポンドの現金残高を確保した。

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サツマはまた、取締役会の強化とアップリスティングプロセスの一環として、ラナルド・マクレガー=スミス氏を会長、クライブ・カーバー氏をシニア独立取締役に任命する予定だと発表した。両氏の任命はアップリスティング完了時に発効する予定で、取締役会のコーポレートガバナンスを大幅に強化する見込みだ。

マクレガー=スミス氏はキャリアの大半をFTSE100およびFTSE250企業の企業アドバイザーおよびブローカーとして働いてきた経験を持つという。

カーバー氏はイングランドおよびウェールズ勅許会計士協会のフェローで、過去13年間にわたり複数の上場企業の非常勤取締役および会長を務めてきた。同氏はシニア独立取締役および監査委員会委員長を務める予定だ。現会長のマット・ロッジ氏は会長職を退くが、拡大した取締役会と会社戦略を支援するため非常勤取締役として取締役会に残る。また、アップリスティングに関連して、ダーシー・テイラー氏が直ちに非常勤取締役を辞任することに合意した。

サツマは声明で、アップリスティングの完了に向けて熱心に取り組んでいるが、アップリスティングは英国金融行動監視機構(FCA)による目論見書の承認と、FCAのオフィシャルリストの株式(商事会社)カテゴリーへの上場適格性に左右されると説明した。したがって、2025年12月30日以前に完了する保証はないとしている。

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