日本時間5日夕方、Cloudflareの障害により、複数の仮想通貨サービスのユーザーインターフェースが一時的にアクセス不能となった。
影響が確認された中央集権型取引所にはコインベースとクラーケンが含まれ、加えて多くのDeFiプロトコルのユーザーインターフェースでも障害が報告されている。
Cloudflare Statusは5日17時56分(日本時間)に障害を公表。Cloudflare Dashboard とAPIでリクエスト失敗やエラーメッセージが生じていると説明した。
また、同日18時00分〜22時00分(日本時間)にDTWデータセンターで計画メンテナンスを実施予定とも案内しており、障害発生と時間帯が重なった点が注目される。
今回の事象は、Cloudflareが11月18日にも世界的な大規模障害を起こし、多数の仮想通貨関連サービスやSNSが一斉にアクセス不能となったことを受け、再びインフラ依存のリスクが浮き彫りになった格好だ。
当時も多くのウェブサービスでエラーが発生し、ブロックチェーン関連プラットフォームのフロントエンドが広範に影響を受けていた。
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