JPモルガンのビットコインETF保有量、3ヶ月間で64%増
JPモルガン・チェースは第3四半期にビットコイン現物ETFへのエクスポージャーを大幅に拡大した。米証券取引委員会への最新の13F報告書によると、ブラックロックのアイシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)を約207万株追加し、9月末時点で計528万株を保有していた。
この保有額は第3四半期末時点で約3億3,300万ドル相当で、6月の322万株から64%増加した。ただし、これらの保有は主に顧客の資産管理や仲介業務を通じたもので、JPモルガン自身の投資判断を直接反映したものではない。
JPモルガンはブラックロックのビットコインETFに投資する大手銀行の1つだが、ゴールドマン・サックスやミレニアム・マネジメントはさらに大きな持ち分を保有している。大手金融機関の多くは顧客向けサービスとしてビットコインETFを扱っている。
関連: 金融庁、ビットコインなど暗号資産ETF関連デリバティブの国内提供を「望ましくない」と牽制
ビットコイン( BTC )ETFの取引活動はここ1ヶ月間鈍化している。10月11日にトランプ大統領が中国に対する100%関税を発表した後、市場が急落し、ビットコインとイーサリアムの建玉が記録的な清算を経験した。その後、ETF資金流入は限定的で、11月7日に2億4,000万ドルの純流入を記録し6日連続の流出を終えた。
ソーソーバリューのデータによると、ブラックロックのIBITがこの日1億1,200万ドルの流入でリード。政府機関閉鎖が続く中、ビットコインETFは流入に転じた。
関連: 米政府閉鎖を乗り切る仮想通貨市場、価格下落でも基盤強化に進展=グレースケール報告
関連: 米国アルトコインETFの審査状況一覧ソラナやXRP・ドージなど
イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加 将来性への信頼高まり示すか
仮想通貨イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加している。The Blockが長期視点の投資家増加が示唆されると指摘した。ステーブルコインのインフラとしての期待も高まっている。...
「ビットコインは重要なサポートレベル付近で推移」CryptoQuantレポート
CryptoQuantが最新市場レポートで、仮想通貨ビットコインが10万ドル付近の重要サポートレベルで推移していると指摘した。複数の指標から現在の状況を分析している。...
ストラテジー、STRE優先株を1株80ユーロで価格設定 1100億円調達予定
ストラテジーが10%利回りのSTRE優先株を1株80ユーロで発行し、7億1500万ドルを調達する予定。当初計画の2倍超となる775万株を発行し、資金はビットコイン取得に充てられる見込みだ。...
