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コインベース、470億円相当BTC保有増 予測市場など新商品展開予定

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仮想通貨取引所コインベースが30日発表した第3四半期(7〜9月)決算で、ビットコイン保有戦略と事業拡大計画が明らかになった。同社は四半期中に毎週の購入を通じてビットコイン保有を2億9,900万ドル(2,772BTC)増やし、現在1万4,548BTCを保有。また、イーサリアムについては11,933 ETHを増やした。

9月30日時点で投資目的で保有する仮想通貨資産の時価総額は26億ドル(4,000億円)に達し、そのうち16億ドルがビットコインだ。担保として保有する仮想通貨資産10億ドルを含め、利用可能な総資源は155億ドルとなった。

この継続的な蓄積は、コインベースがビットコインを取引手段としてではなく戦略的なトレジャリー資産と見なしていることを示す。また、同社の保管資産は過去最高の3,000億ドルに達し、米国のビットコインおよびイーサリアムETF資産の80%以上をカバーする主要カストディアンを務めている。

また、ステーブルコイン事業も拡大している。ステーブルコイン収益は3億5,500万ドルに達し、サブスクリプション・サービス収入の約半分を占めるようになった。コインベース商品で保有される平均USDC残高は9%増の150億ドルに達し、プラットフォーム外のUSDC残高は12%増の530億ドルとなった。

ブライアン・アームストロングCEOは決算説明会で「エブリシングエクスチェンジ戦略が次の章の中心となる」と述べた。同社は第3四半期に取引可能資産(取扱銘柄)を300から4万に増やした。アームストロング氏は「あらゆる資産クラスがオンチェーンに移行すると考えており、顧客もこれを求めている」と説明し、予測市場、トークン化株式、その他の商品をプラットフォームに統合する計画を明らかにした。詳細は12月17日の製品展示会で公開される予定だ。

関連: コインベース、米国でトークン化株式と予測市場を数カ月内に開始へ

さらに、同氏は「規制明確化に多くの時間を費やし、それが実を結び始めている。仮想通貨の全体市場が拡大しているが、多くの新規競合が参入しているため、確実に実行する必要がある」と述べた。同社は取引手数料からステーブルコイン収益への多様化を進めており、長期的な生存に必要な戦略転換を図っている。

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