米大手仮想通貨取引所のコインベースは18日、米商品先物取引委員会(CFTC)に個別株を対象とした無期限先物の上場を申請したと発表した。同社は米国での個別株無期限先物の上場申請は業界初だとしている。
無期限先物とは満期を設けない先物取引で、ファンディングレートと呼ばれる資金調整の仕組みで価格を現物資産に近づける。レバレッジをかけた売買を無期限に維持できる点が特徴だ。
コインベースは、アップルやマイクロソフト、テスラ、エヌビディアなど主要な大型株約50〜60銘柄を対象に無期限先物の上場を計画している。規制当局の承認を経て、年内の取引開始を目指す方針だ。
コインベースは米国内で仮想通貨や指数に連動する無期限先物を既に提供している。CFTCは5月29日、登録済みの米取引所での無期限先物上場を承認した経緯がある。
個別株を裏付けとする無期限先物は、ハイパーリキッド等を通じて海外で人気が拡大していた。米国の規制対象取引所ではこれまで提供されておらず、予測市場プラットフォームのカルシも同様の上場を申請している。
コインベースやカルシなど各社の申請はいずれも米当局の審査中で、国内でのサービスは開始されていない。レバレッジ倍率や取引時間などの詳細は、規制当局の最終承認を経て確定する。