米オンライン証券大手ロビンフッドの第3四半期(7月から9月)の仮想通貨売上高は、前四半期比20%増の1億2,000万ドルとなった。ロビンフッドが米国時間27日に決算で明らかにした。
この売上高を、ロビンフッドのブロックチェーン「ロビンフッド・チェーン(Robinhood Chain)」から得た2,600万ドルが押し上げた。同チェーンの寄与を除くと、仮想通貨取引の売上高は、取引量が400億ドルから500億ドルに増えたにもかかわらず前四半期比では6%減少した。
また、前年同期と比べると仮想通貨売上高は55%減だった。
一方、ロビンフッドは、株式やオプションなども含む取引ベース収益全体が、前年同期比19%増の8億6,700万ドルで過去最高になったとしている。
仮想通貨事業の取引量は、ドル換算で前年同期比38%減の500億ドルで、ロビンフッドのアプリ経由が210億ドル、仮想通貨取引所ビットスタンプ(Bitstamp)が290億ドルだった。
一方、発表によると、ロビンフッド・チェーンはメインネット稼働後の最初の四半期で、収益と取引量の両面で上位5位のチェーンに入った。同チェーン上の分散型取引所の取引量は800億ドル超だったという。
ロビンフッドは英国で仮想通貨取引を始めたほか、ドバイ金融サービス機関の認可を得た。認可は仮想通貨を含む資産の取引と保管が対象で、2027年に同地域で製品群の提供を始める計画だ。
今回の決算では、予測市場のイベント契約による収益が1億7,300万ドルとなり、仮想通貨売上高の1億2,000万ドルを上回った。イベント契約の収益は前年同期の2,700万ドルから6倍超に、第2四半期の1億5,600万ドルからも増えた。
取引されたイベント契約は164億件で、過去最高となり、前年同期の7倍超に増えたという。
ロビンフッドは2025年3月に予測市場のハブをアプリ内に開設した経緯がある。


