オンチェーン分析企業クリプトクアント(CryptoQuant)の寄稿アナリスト、ダークフォスト(Darkfost)氏は20日、 XRP の大口投資家(クジラ)による仮想通貨取引所バイナンス(Binance)からの出金が、約5年ぶりの低水準に落ち込んだとXで指摘した。90日移動平均は4,970万ドル。
同氏によると、この水準は2021年10月以来となる。同氏は当時を、前回のビットコイン( BTC )サイクルの天井と位置付けている。
取引所からの出金は、購入した仮想通貨を自己管理のウォレットへ移す動きとして、買い集めの目安とされることが多い。同氏は、クジラの関心が薄れつつあるとみている。
同氏によると、XRPが約3.3ドルの高値をつけて以降、クジラの動きは大きく変わった。同氏がサイクルの天井とする2025年2月、バイナンスからのクジラの出金は90日平均で35億ドルに達し、日次では100億ドルを大きく上回る日も複数あった。現在の水準はその約70分の1にあたる。XRPは20日時点で1.3ドル前後と、約3.3ドルの高値の4割程度で推移している。
出金減少の背景として、同氏はXRPの値動きを挙げる。同氏が弱気相場と呼ぶ今回の局面で、XRPは目立った底堅さを示した。そのため、2022年から2023年のように大口が大量に買い集めるほど魅力的な価格水準が訪れなかった可能性があるという。同氏は、クジラがより有利な価格での再参入を待っているとみている。
長期的な視点では、クジラの支えを欠くことでXRPの買い需要が不足しかねないと同氏は指摘する。出来高や関心がしぼんだ局面でこそトレンドが反転する例もあるとして、「絶対的な法則ではない」とも付け加えた。
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