米新興証券大手ロビンフッドは30日、米国の顧客向けに無期限先物取引の提供を始めたと発表した。無期限先物には満期がなく24時間取引でき、レバレッジは最大10倍に設定できる。
今回の追加で、ロビンフッドは株式・オプション・仮想通貨・先物・予測市場・無期限先物という6つの資産クラスを一つのプラットフォームで扱う初の大手証券会社となった。
無期限先物は子会社のロビンフッド・デリバティブズが米商品先物取引委員会(CFTC)の登録先物取扱業者として提供し、全米先物協会(NFA)にも加盟しているが、預金保険や証券投資者保護の対象外だとしている。
今回の一連の動きについて、ロビンフッドの製品担当バイスプレジデントのアビシェク・ファテプリア氏はロイターの取材に対し、ヘッジファンドやクオンツ運用会社が通常利用するツールをアクティブトレーダーに提供することに今年は特に注力していると述べた。
同時に、ロビンフッドは一部の米国株式とETFを対象に、週末を含めた7日/24時間体制の取引を導入する方針だ。夜間取引インフラ企業ブルースATSと提携し規制当局の審査を経て提供する計画で、ナスダックやロンドン証券取引所なども取引時間の拡大を進めている。
こうした業界の動きについて、米証券取引委員会(SEC)委員長のポール・アトキンス氏は今月開催されたラウンドテーブルで、月曜朝の取引開始まで待ってポジション調整やヘッジの見直しを行うことは機会損失や追加的なリスクにつながりかねないと指摘した経緯がある。

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