米資産運用会社カナリー・キャピタル(Canary Capital)は15日、現物SEI(セイ)を保有する上場投資信託(ETF)「Canary Staked SEI ETF」について、米証券取引委員会(SEC)に提出済みのS-1登録届出書の第2次修正(Amendment No.2)を行った。改訂後の届出書では、通常時にトラストが保有する仮想通貨SEIの少なくとも約90%をステーキングに回す見込みだと、初めて具体的な比率が明記された。
2025年4月の当初申請時点では、ステーキングに回す割合について「資産の一部」という曖昧な記載にとどまっていた。保管業務についても、当初はBitGoとCoinbase Custodyの2社体制だったが、今回の修正でBitGo Trust Companyへの単独保管に切り替わっている。
トラストの株式は米Cboe BZX取引所への上場を予定しているが、ティッカーシンボルは届出書上まだ空欄のままとなっている。取引単位は1万株の「バスケット」単位で、創出・償還は現金またはSEIの現物で行う設計だ。
今回の修正はあくまで発効前(pre-effective)の届出書に対するものであり、SECはまだ本ETFの上場・発効を承認していない。ステーキング報酬にかかる手数料率など一部項目も未確定のままで、正式な取引開始時期は現時点で明らかになっていない。

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