米国の予測市場プラットフォームのカルシは、金と銀に連動する無期限先物「GOLDPERP」「SILVERPERP」の上場に向け、米商品先物取引委員会(CFTC)へ自己証明申請を8日に提出したことが明らかになった。米時間9日の上場開始を計画しているという。
申請は米CFTC規則40条2項(a)に基づく自己証明の形式を取り、GOLDPERPは金1トロイオンスのドル建て現物価格、SILVERPERPは銀のドル建て現物価格にそれぞれ連動する。両契約とも現金決済で現物の受け渡しはなく、価格データプロバイダーのピス・ネットワークを参照価格として採用し、定期的な資金調達支払いで現物価格との連動を保つ設計だ。
取引時間は週末・祝日を含む24時間365日体制とし、7月時点で示していた週5日運用の想定から対象を広げた。
カルシは5月に米CFTCからビットコイン( BTC )無期限先物の承認を得た米国初の事例となり、その後イーサリアムやXRP、ハイパーリキッド、BNB、カルダノなど18種類の仮想通貨に無期限先物を拡大してきた。金・銀を巡っては当初、審査に時間を要する通常の承認手続きをCFTCに申請していたが、今回は自己認証方式に切り替えて上場を進める形となった。
また、ブルームバーグは3日、カルシが満期のない原油連動の無期限先物についても米CFTCへ承認を申請する方針だと報じた。承認されれば、米国の規制市場で取引される原油連動の無期限先物として初の事例になるという。
契約は原油価格の指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)に連動する設計で、仮想通貨連動の無期限先物とは異なり週5日・24時間体制で取引し週末は休止するという。関係者によると、早ければ今週にもCFTCへ提出される見通しだ。


