暗号資産(仮想通貨)ビットコイン( BTC )の財務企業であるストライブ(Strive)は8月31日、同24日〜28日の間に1,800BTCを買い増ししたことを米証券取引委員会(SEC)に報告した。
この購入の取得単価は、手数料と経費を含めて約7万9,431ドル(約1,269万円)であると説明。そして、28日時点における保有数量は2万3,156BTCに増加したと述べている。
SECへの提出書類以外では、同社は公式Xアカウントで今回の購入について動画を公開。その中でビットコイン保有数量のランキングが上場企業の中で5位に上がったことを報告している。
ストライブを巡っては先週、優先株SATAの取引によって、ビットコインの追加購入資金を調達した可能性があることがわかっていた。
データサイト「BitcoinTreasuries.net」が28日、SATAによって調達した資金は1,192BTCを買える規模に達していると分析していた。
今回のビットコイン購入資金をどのように調達したかは明確ではないが、SECへの提出書類では、8月21日から8月28日までの1週間で発行済みのSATAの数が80万3,099株増加して907万3,914株になったことを報告している。
ストライブの変動金利型シリーズA永久優先株であるSATAは、額面(発行時に設定された基準額)が100ドルの永久優先株で、本記事執筆時点では年率13%の配当を営業日ごとに支払うものである。
同社は、株価が市場で100ドル以上の時のみ、ATM(アット・ザ・マーケット)プログラムで新株発行を可能としている。額面割れでの発行は既存株主の希薄化になるため行わない方針だ。
こうした条件の中、6月の急落局面でSATAは一時約79ドル台まで下落。これにより、ATMによる発行が停止していた。しかし、8月20日には一時100ドルを超えるなど株価が回復したことで、条件的には発行が再開できる状況となっていた。
なお、SECへの提出書類では、28日時点で普通株Aの発行済み数が21日から357万9,147株増加したことと、現金と現金同等物の保有額は約1.8億ドル(約293億円)であることも報告している。