仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)の公式Xアカウントは日本時間22日、2026年11月5日ごろ(ブロック高:3,543,405)にメインネットで次期アップグレード「NU7」を実施する計画を発表した。
NU7は、ジーキャッシュにとって9回目の大型アップグレードとされる。このアップグレードでは、ブロック生成間隔を現行の75秒から25秒に短縮したり、手数料の一部をブロック報酬に還元する「ネットワーク持続可能性メカニズム(NSM)」を導入したりすることなどを予定している。
NU7については、これまでアップグレードの内容を決めるために投票を行っていることやテストネットで試験を行っていることが明らかになっていた。テストネットでNU7を有効化したのは10月4日だった。メインネットでの有効化には、今後デプロイ仕様への反映とノードソフトウェアの更新が必要となる。
NU7では、上述した通りブロック生成間隔を75秒から25秒に短縮。1ブロックあたりの発行量を3分の1にして、1日の新規発行量は据え置く。
また、導入予定のネットワーク持続可能性メカニズムとは、マイナーへの報酬減少に伴う長期的なセキュリティー予算の懸念を受けて提案された制度。取引手数料の60%を市場から一時的に取り除き、将来のブロック報酬として再循環させる仕組みを採る。
この準備金は、2031年2月開始予定の再循環でブロック報酬として支払われ、ZECの供給上限は変わらない。
他の変更点としては、NU7の実施後は「バージョン4」の取引が無効となり、秘匿取引用プールで最古の「スプラウト」に残るジーキャッシュは事前に移動しないと使用できなくなる。
なお、最新のウォレットを使う一般の保有者に対応は求められない見通しだ。