SBIグループ傘下のSBIクリプトは2日、運営するビットコインマイニングプールを7月31日をもって終了すると発表した。最高経営責任者(CEO)のヒロアキ・モリタ氏が利用者に宛てた声明で明らかにした。
マイニングプールとは、複数のマイナーがハッシュレートを持ち寄り、ビットコインのブロック採掘報酬を分配する共同採掘の仕組みだ。
声明によると、マイニングプールは7月31日午前7時(日本時間)をもってマイニングシェアの受け付けを停止する。同時刻以降はシェアの送信が不可となるため、SBIクリプトは最終精算への計上を確実にするため、締め切り時刻までハッシュレートを同プールに向け続けるよう利用者に呼びかけている。
SBIクリプトは2017年8月より海外施設での自社マイニングを開始し、2021年3〜4月に一般向けマイニングプールを開設した。2026年半ば時点でビットコインネットワーク全体のハッシュレートの約2.2%(約20EH/s)を占める規模に成長していた。
SBIクリプトは閉鎖に向けた準備支援として、事前に業務・技術面の協議を行った3社のマイニングプール運営会社を参考情報として開示した。ブレインズ、ラクサープール、ネオプールの3社で、一部は移行ユーザー向けの優遇プログラムを提供する可能性があるという。
ただし、SBIクリプトは各社を推奨するものではなく、利用者が独自に評価・選択する責任があると明示した。
閉鎖スケジュールの詳細・最終支払いスケジュール・API利用可否・ウェブポータルのアクセス可否等については、情報が確定次第別途通知するとしている。