オンチェーン分析家のスペクター(Specter)は9日、ヒューマニティプロトコル(Humanity Protocol)に関連する、または過去に同プロトコルと接触したウォレットが侵害されている可能性があると報告した。17以上のウォレットからHトークンが抜き取られ、被害総額は1,900万ドル(執筆時点のレート:1ドル=約160円換算で約30億円)を超えたとしている。
スペクターが公開した窃取アドレスは複数確認されており、資金は5つの疑わしいアドレスに分散して送金されたとみられる。
根本原因は現時点で不明だが、被害ウォレットがヒューマニティプロトコルに関連する何らかの共通の脆弱性にさらされていた可能性を示すパターンが見られるという。
CoinGeckoのデータによると、Hトークンは9日から急落が加速し、0.73ドル台から0.10ドル台まで下落した。執筆時点の価格は0.1006ドルで、24時間の下落率は85.6%に達している。24時間取引高は4億4,800万ドルを超えており、売り圧力の大きさを示している。
なお、今回の報告はオンチェーン分析家による観測に基づくものであり、ヒューマニティプロトコル公式による原因の確認は取れていない。保有者は公式チャンネルの続報を注視することが望まれる。